フィリピンにおいて日本人とフィリピン人の間に出生し、日本国旅券取得後30日以上経過している方が、引き続きフィリピンに長期滞在している場合、日本国籍であるが故にオーバーステイと見做されます。

それから日本においてフィリピン人母親から出生し日本の役所に届け出て国籍留保をしたが、駐日フィリピン大使館・総領事館に出生届出を行っていない場合、フィリピン国法においては二重国籍者とは認められていない為、その方が日本国旅券でフィリピンに入国し長期滞在するには、フィリピン司法省（届出先：マニラ出入国管理局本局）でフィリピン国籍認証を受ける必要があります。

この手続を行わずにフィリピンに長期滞在する場合は、日本国籍者としての査証滞在になり、査証取得／査証更新を怠ってしまうと不法滞在者となります。従ってフィリピンに長期滞在予定の方が上記に該当する場合、フィリピン国籍認証手続について配慮しなければなりません。

また国籍留保後、日本国籍を選択しフィリピン国籍を喪失した場合でも、この手続を行うことでフィリピン国籍を回復することができます。

フィリピン国籍認証サポート料金： PHP90,000

料金は基本料金ですので、出生の届出状況よっては追加費用が必要になる場合があります。

フィリピン国籍認証サポート内容

事前コンサルティング及び必要書類チェックにより、国籍認証申請書類の作成を行います。必要書類が揃い次第弊社にて申請を代行いたしますので、出頭の必要はありません。フィリピン国籍認証交付時には、弊社が同身分証を受領して申請者に直接お届けいたします。

フィリピン国籍認証必要書類

１．申請者のPSA出生証明書　※日本で出生した場合はPSA出生報告書（Report of Birth）
２．フィリピン人母親のPSA出生証明書
３．申請者のフィリピン国旅券のコピー
４．フィリピン人母親のフィリピン国旅券のコピー
５．父親の日本国旅券のコピー

注）日本において出生した場合、出生の届出状況により日本行政機関の書類＋駐日フィリピン大使館／総領事館の領事認証が必要になる場合があります。